あなたの特権!ブラックジャックのオプションについて

BS(ベーシックストラテジー)の選択肢には「ヒット」「ステイ」以外に、
「ダブルダウン」「スプリット」「サレンダー」という選択肢があることに
気付いたと思います。

ここではそれら3つの戦術的オプションをはじめ、
覚えても覚えなくてもいいオプションについて説明します。

これでブラックジャックについて
あなたが知らないルールは”無い”ということになります^^

ダブルダウン(Double Down)について

ダブルダウンはあなたへカードが2枚配られた段階で
行使することが出来るオプションです。

あなたの手元に2枚カードがある状況で、

「1回しかヒットしないので賭け金を2倍にします。」

というものです。

ダブルダウン


勝てば実りは大きいけど負けたらリスクが倍になることから
この権利を使う状況としては、

あなたのカード合計が9以上、若しくは「A」を含むソフトハンド
であり、且つディーラーのアップカードが2~6というような
「弱い」ときだということ。

※詳しくはベーシックストラテジーを参照。

尚、ダブルダウンを行使する場合は何も言わずに当初の賭け金の
となりに同額ベットすればあとはディーラーが処理してくれます。

スプリット(Split)について

スプリットもダブルダウン同様にあなたへ2枚のカードが
配られた時点でその権利を行使することができます。

“Split”には「分割する」「割く」という意味があり、
配られた2枚のカードが同じ数字だった場合それを2つに分割して、
それぞれ独立したゲームとしてプレイすることができます。

スプリットを行使すると分割したカードそれぞれにカードが
1枚ずつ配られます。

スプリット後はダブルダウンとは違いヒット回数に制限がないため、
新たに2つのゲームを独立して再開させることになります。

スプリット


スプリットした場合、当初支払った賭け金と同額のチップを
分割した方にも賭ける必要があります。

でもダブルダウンのように賭け金を倍にするという意味ではなく
2回分のゲームを同時に行うということになります。

スプリットする状況としてはベーシックストラテジーを参考に
して欲しいのですが、基本的な考え方としては

最初に配られた2枚のカードでは勝てそうにないとき、
またはディーラーのアップカードからディーラーにバーストの
可能性が高い場合です。

スプリットの意志表示も当初の賭け金と同額のチップを
元の賭け金の横に差し出すだけで成立します。

ただし、「4」のペア、「5」のペアの場合はダブルダウンと
間違う可能性があるため、口頭で確認される場合があります。

サレンダーについて

サレンダー(Surrender)は「降参する」「放棄する」という
意味の通り、

ディーラーのアップカードが強く、あなたに配られた2枚のカードが
非常に弱い(「15」や「16」)場合、賭け金の半分を差し出す代わりに
そのゲームを放棄できる権利です。

ヒットもスタンドもせずカードを配られた時点でサレンダーを
宣言すると賭け金の半分を返してもらってゲーム終了となります。

サレンダーを採用しているカジノが少ないため、
使う機会が少ない権利でもあります。

その他、損する戦略オプション

ここまでBSに記載されているオプションについて紹介してきましたが、
実はこのほかに「インシュランス(Insurance)」と
「イーブンマネー(Even Money)」というものがあります。

しかし確率論的に、
行使すると「絶対的に損」なためベーシックストラテジーでは
除かれているオプションです。

なので覚えなくてもいいのですが、

「インシュランスを使っておけば!」
「イーブンマネーを宣言しておけば!」

と後悔することもしばしばありえるわけで、
「確率に縛られ過ぎもゲームを思いっきり楽しめない!」
という方もいらっしゃると思うので一応説明しておきます^^

インシュランス(Insurance)

インシュランスとは「保険」という意味。

ディーラーがブラックジャックの場合、あなたが負ける可能性が高いので、
「保険金を支払って自分の賭け金を守る」というものです。

プレーヤー全員にカードを配り終え、ディーラーにも2枚のカードが
配られた時点でディーラーのアップカードが「A」の場合、
ディーラーにBlackJackが成立している可能性が高いです。

このときディーラーはゲームを開始する前にプレーヤー全員に
インシュランスの権利を行使するか訊ねてきます。

ここでインシュランスを行使すると、
あなたは当初のベット額の半額を「保険料」として新たに支払う必要があります。

例えばあなたが当初10ドル賭けていた場合は、
その半額の5ドルを保険料として差し出します。

プレイヤー全員のインシュランス行使の意志を確認したら
ディーラーはプレイヤーに見えないようホウルカードを確認します。

BlackJackが成立していた場合には当初の賭け金は没収。

でも保険金の10ドルが支払われ保険料の5ドルも戻ってきます。
つまりあなたはプラスマイナスゼロの収支となり、
当初の賭け金は「守られた」ことになります。

BlackJackが成立していなかった場合は保険料の5ドルは没収。
その後、通常のゲームを継続します。
つまり保険料の5ドルは「掛け捨て」ということです。

なかなかおもしろいオプションですが、
「確率論的に言えば必ず損をする」
ということを念頭に置いた上で、行使するか?しないか?の判断をしてください。


イーブンマネー

イーブンマネーはインシュランスと同じです。

ただ一つ違う点はあなたの2枚のカードですでに、
BlackJackが成立しているということです。

でもせっかくBlackJackが成立しているにもかかわらず、
ディーラーもBlackJackだった場合「引き分け(Push)」となり、
あなたには賭け金がそのまま返ってくるだけとなります。

でもここでイーブンマネーを使うと、
ディーラーにBlackJackが成立していようがいまいが
あなたは確実に1倍の配当を得ることができるため「イーブンマネー」と呼びます。

確実に1倍の配当を確定させるか?
ディーラーがBlackJackでないことを見越してイーブンマネーを使わず、
1.5倍の利益を狙うか?

という戦術オプションです。

イーブンマネーを使った場合、
例えばあなたが当初10ドルベットすると、保険料は半額の5ドルです。

もしディーラーにBlackJackが成立していた場合、
勝負は自体は「引き分け」なので元の賭け金の10ドルが帰ってきます。
更に保険料とその1倍の保険金合せて10ドルがあなたの手元へ。

つまり10ドルのプラス収支となります。

BlackJackが成立していない場合、保険料は没収されマイナス5ドル。
でもあなたのBlackJackにより、賭け金の1.5倍の払い戻しで25ドル
得ることができます。

元の賭け金10ドルと保険料の5ドルを差し引いて結局10ドルのプラス収支となります。


ベーシックストラテジーへの応用

これで前回紹介したベーシックストラテジーに記載されている
全ての選択肢(戦術的オプション)について紹介しました。

これでなんの疑問もなくベーシックストラテジーを
使用できると思います。

カジノデビューまで「あと一歩」ですよ!!

次回はあなたが実際にブラックジャックのテーブルに着いても
焦らずにプレーできるよう、ブラックジャックのゲーム進行について
お話ししますのでお楽しみに。

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